どうも杉浦です。
野菜作りうまくいっていますか?
難しいですか?
野菜作りが難しくなっているのは
実は理由があります。
色々な状況、環境が重なり合わさって
難しさを増しています。
増しているというか
結果的に難しくなっているというか
歪みが重なって難しさが
加速しているというか
その理由を解説していきたいと思います。
土と種の不一致
野菜は元々、草でした。
その辺に生えている、草を人間が種をとり続けて
都合の良いように改良してきたものが
今の野菜です。
野草の1種なんですよね
元々。
でも、これはあくまで「元々」というところが
ポイント。
今の野菜たちは原種から見ると
似ても似つかわないレベルで変わってしまっています。
元々草なら、
今草が生えている環境であれば
問題なく生育するはずですが、
実際に野菜の種を蒔いても
そう簡単でな無いですよね?
それはなぜなのか?
それは、土と種の不一致によるモノなんです。
土と種の不一致?
と思われるかもしれませんが、
植物というのは
種をつける時に
その土地の情報も一緒に取り込みます。
そして、
次の発芽のタイミングで
その情報を使い、よりよく成長していきます。
それをくり返すことで、
どんどん、土地に馴染み
優位に成長することが可能になります。
ホームセンターで購入してきた種は
大体海外で作られ、輸入されています。
ということは
そこの土地の情報が入っているわけです。
しかも採種場では、
化学肥料、農薬を前提とした栽培を行なっているので
そういった環境に適合するように作られています。
そんな種を何も考えず、
その辺で買ってきた培養土と組み合わせて
うまくいくと思いますか?
いかないですよね。
そう、うまくいかないんです。
もう種の時点で違ってしまっているんです。
しかもそれを無農薬、有機栽培だといって
そういった土を購入してきて、その種を蒔く。
完全にチグハグになってるんですよね。
有機栽培するなら、有機栽培されて採種された種を使うこと。
自然栽培、自然農をするなら、
自然栽培、自然農で採種された種を使うこと。
それが理想です。
そうやって土と種の不一致を解消してあげると
一気に野菜作りはラクになります。
種を採られた環境を再現する
そうは言っても、いきなりその状況を整えるのは大変なので、
はじめは、育種されていた土の環境を再現するというのがオススメ
化成肥料入りの培土が確実に簡単ですが、
有機培養土もでなんとかなります。
できれば、
肥料分は土中にあるんじゃなくて、表層付近にあるのが望ましいです。
なので肥料入りの土ではなくて、
肥料なしの土に化成肥料やペレット型の有機肥料を表層にパラパラが
良いです。
水やりは過不足なくあげる必要があります。
朝ですね。午前中の暑くなる前。
暑いとすぐに蒸発してしまいます。
水玉で葉っぱが焼けることもあります。
夜は少し乾き気味が良いです。
空気が通る必要があります。
プランターの場合、一番大きいものを買いましょう。
野菜の根っこはかなり伸びます。お花用等の小さいものでは
うまく根が伸ばせないので、成長しません。
さいごに
いかがだったでしょうか?
「土と種の不一致」という視点でぜひ、野菜作りやってみてください!
色々視点が変わってくると思います。
ほなまた。
追伸
埼玉県ときがわ町で野菜作りをゼロから学んで実践できる農コミュニティを運営しています。
部員募集中ですので気になる方は続きをどうぞ♪