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埼玉県ときがわ町で有機の野菜作り

どうも、morinomoriの杉浦です。

2025年の3月よりmorinomoriでは農業体験に特化した会員制の農コミュニティnoranowaの運営を始めました。

春、夏、秋、冬と一年を通して、野菜、穀物を無農薬、無化学肥料での栽培しております。

季節を感じながら、種を蒔き、そしてみんなで恵みの収穫。園主が作り方を一からレクチャーしながらやってますので、野菜作り未経験の方でも安心して始められます。

そして、何より一緒に野良仕事をすることで、同じ思いの仲間ができます。

みなさん、こんな時代だからこそ自分たちの手で自分たちの食を守ろうという方が思って、参加されています。

野菜作りの方法

栽培方法は、自然農、自然栽培をベースにした独自のやり方で行っています。

有機肥料、堆肥の使用も必要最小限に留め、緑肥を使用した自然の仕組みを最大限活かす方法で栽培しております。

過剰な肥料分はやはり、土への悪影響、病害虫リスクの増加がありますので、細心の注意が必要です。

耕すことも、土を消耗してしまうので、必要最小限に留める、半不耕起栽培となっております。

循環するこれからの農業

これからの野菜作りで大事になってくるのは「循環」というキーワード。

出来るだけ、畑の中でエネルギーを循環させること。
それが難しい場合、せめてその周辺地域の中での循環に留めること。

なぜか?

それは、外部から持ち込みを前提とした農業は持続可能ではないからです。

現代の農業はほとんどが外部からの持ち込みで成り立っています。

化学肥料や野菜の種はほとんど海外からの輸入に頼っています。また農業周りの資材(ビニールマルチやその他石油由来の資材)も輸入依存です。というか石油自体が外部依存です。

そういった外部からの持ち込みはいつ止まるか分からないリスクを常にはらんでいるということ。

資材、肥料、種そのどれか一つでも途絶えたら、その時点でもう栽培はできないということです。

ウクライナの戦争が始まってから化学肥料が高騰しましたし、原油価格もそれによって不安定になっています。

これからの時代、自分たちの食は自分たちで守らないといけません。国、政府は最終的に守ってはくれないでしょう。

そのためには、できるだけ自分たちで種を継いでいくこと、畑の養分循環も畑で生まれる資源を循環させること。

石油への依存度を減らしていくこと。

そんなことが大事になってきます。

ほんとのほんとは自然は必要なものはすべて用意してくれているんです。

僕たちはそれに気づくだけでいいんです。

活かすも殺すも人間次第。

人間だけが唯一、環境を変えることができる生き物。

一緒に良い環境、畑のある世界を作っていきませんか?

畑でお待ちしております。